10/21 大分市と福祉避難所開設の協定を締結♪

佐藤市長と理事長と常務理事署名の様子

 

 

 

 

 

令和3年10月21日、社会福祉法人暁雲福祉会(理事長 丹羽一誠)は大分市(大分市長 佐藤樹一郎)と「災害時に要配慮者の避難施設として民間社会福祉施設等に受入れることに関する協定」の締結しました。

今回、協定の締結にあたり核となる事業所は令和3年4月1日より大分市坂ノ市の町中に新築移転した「八風園」です。令和2年度「大分市社会福祉施設等整備事業」による整備で総工費342,100,000円(国・市補助金245,030,000円、自己資金97,070,000円)鉄骨造陸屋根3階建の事業所です。

1B4A6050大分市の東部地域における重度の知的障がい者への生活介護福祉拠点としてだけではなく、計画相談、短期入所の機能を併せ持ち、3階部分には発災時には「福祉避難所」として機能します

主な特徴として本施設は海抜6.0mの敷地にある建物で3階床面は周辺地盤から7.81m(海抜13.81m)の高さとなり、屋外階段から直接上がることのできる100㎡超のテラスは津波の際の一時避難にも使用可能です。さらに屋上へテラスから上がれるようになっており、周辺地盤からの高さは11.30m(海抜17.30m)で不測の事態へも対応可能です。

本建物の3階には地震・津波などの災害時に福祉避難所として開設できる避難スペースを設けております。仮設間仕切りで個室空間を間仕切りすることも可能で、避難生活の環境を整える計画としています。障がい者と付添の生活空間を考慮して1ブースの有効面積は4.0㎡前後を確保できるように計画しています。避難ブース用の支柱やカーテン、毛布等の備品や避難者の食料や水は隣接する備蓄倉庫へ保管する計画です。

市長への説明の様子③

市長への説明の様子①締結後に佐藤市長へ施設の機能に関する説明を理事長と常務理事が行い、一層の福祉避難所の必要性や将来性について共有する貴重な機会となりました。今回の協定が結ばれたことにより、71箇所目の福祉避難所の開設となります。