「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」におけるステージ部門「童話の里くすまち 障害者芸術・文化祭」において、当法人は玖珠町にある事業所「ウィンド2」「森の米蔵」にて「葉っぱのフレディ~いのちの旅~」の上演を企画しました。
原作はアメリカの哲学者レオ・バスカーリアが書いた生涯でただ一冊の絵本です。2枚の葉っぱの一生から「生きることとは・・・。」を問いかける物語です。
昭和初期に建てられた米倉庫をリノベーションした「森の米蔵」で、言葉と映像と音のコラボレーションをお楽しみ頂けるよう、主役のフレディやダニエル役を知的障がいのある利用者2名の方が力強く演じ、ナレーションには橋本由紀さん(第65回NHK杯全国高校放送コンテストアナウンス部門優勝)、BGMにバイオリン、声楽、パーカッションピアノと幅広い音楽家たちによる生演奏が共演し、言葉と音と映像がコラボレーション。プロデュースは当法人常務理事の丹羽和美。
「自分のいのちにも、相手のいのちにも同じ重さを感じようとしながら、お互いの中に可能性を探し合う」ことを共に考える空間の中で、来場された皆さま方(約100名)に対して、障がいのある方々の芸術や文化活動をご覧頂くことで、障がいのある方々への理解・啓発を深める機会としました。